ABOUT デューク ジョンソン

ミズーリ州セントルイスで「クラシック映画の大ファン」一家に育ったデューク ジョンソンは、子供の頃から演技、絵画、彫刻、はては腹話術人形制作のワークショップまで、様々なアートに関わるクラスを受講して育つ。コロンビアカレッジシカゴの夏のセッションでBolexカメラに触れたの機にフィルムメイキングの世界にのめりこみ、 ニューヨーク大学からアメリカンフィルムインスティテュートへと進学。世界の映画祭で上映された「Marrying God」など数本の実写ショートフィルムを監督する。

TVシリーズ「Moral Orel」のエピソードを演出するオファーを受けたことをきっかけにストップモーションアニメの世界へ跳び込んだジョンソンは、そのストーリーテラーそしてアーティストとしての才能を武器に一躍頭角を表し、Cartoon Network「Mary Shelley's Frankenhole」やNBC「Community」の演出でAnnie Awardにノミネートされる。

業界機関誌Varietyの「10 Directors to Watch (2015)」にも選ばれたジョンソンは2015年リリースの長編映画 「Anomalisa」で一躍現在を代表する映像作家の仲間入りを果たす。「エターナル サンシャイン」などの作家/脚本家として知られるチャーリーカウフマンの舞台をストップモーションアニメ化した本作は、ベネチア映画祭審査員大賞を受賞したことを皮切りにパラマウントからリリースされ世界で絶賛され、第88回アカデミー賞でも長編アニメーション賞にノミネートされる。